築年数だけではわからない「建物の新しさ」
築年数だけではわからない「建物の新しさ」
私たちは長年、多くの木造、鉄骨鉄筋の中古住宅、アパート、マンション等の共同住宅のリフォーム工事、一棟の買取販売、長期的保有での賃貸事業をさせて頂いています。
リフォームをする際に壁を壊したり、タイルを叩いたり、床を剥したり、お風呂を撤去したり、縁の下に潜ったり、天井裏に登ったりします。その際、自然の環境に合わない材料の使用や施工不良等が原因で、傷みが激しい建物があります。逆に無理のない材料で適切に施工された物件は傷みが少なく、築年数以上に「新しい」状態を保っているものです。早いと築後3年、遅くとも築後20年を超えてくると、はっきりとその違いが現れてきます。
二大地苑の「価値再生リフォーム」は単に中古住宅を新築の見た目、使用感に蘇らせる事ではありません。築年数以上に傷んでいる部分がある場合、その原因を取り除かなければ、また同じように早く劣化し、ひいてはお客様にその改修などの新たなご負担をおかけすることになってしまいます。
一般基準の工事では、基本的な雨漏り、基礎、白蟻、水漏れ等の点検工事を行えば良しとされるのですが、それでは弊社の目指す「EVERGREEN」品質を実現できない場合がほとんどです。そのため弊社では、劣化原因を明確にするための建物診断はもとより、施工方法、材料の選定等含め一級建築士を交えて徹底的にリフォームプランを煮詰めていきます。
一例をあげれば、相当期間経過している建物の場合、外壁側の部屋の壁を剥がしての断熱材の点検修理等を行います。目に見えない場所ですが重要です。ここの状態が悪いと、断熱機能が不良から結露が発生し、居住後にお客様を悩ますことになりかねません。
今迄、お客様にご購入頂いた中古住宅の中には、一般基準の工事費の約2倍から最も多いときは3倍近い費用が必要になった事もありました。物件単体では赤字になる事もあります。この一見利益を度外視したありえない品質重視の理由は明確です。二大地苑は地域密着企業であり、期待を上回る品質をご体感いただいたお客様の体験は、地域での弊社への信頼と期待という将来へつながる利益を産むからです。
弊社の中古住宅が圧倒的にクレームが少ないのは、このような基本的な考えが根底にあります。
二大地苑はこの姿勢を常に忘れずに業務に邁進しています。今日も忙しくしていけるのは、地域のお客様、施工業者様、銀行様等、数多くのご支援をいただいている皆様のおかげです。本当にありがとうございます。