住宅を再生する意義
住宅を再生する意義
日本人の人生最大の買い物は住まい=不動産購入ではないでしょうか。
しかし、出口の見えない低成長時代、さらには近年のコロナ禍やウクライナ侵攻など複合的なマイナス要因。住宅資材やガソリン、食料品など全方位の物価上昇など、不動産購入を取り巻く環境は悪化する一方です。今まで以上に、それぞれの選択に賢さが求められる時代になったと思います。
一方で、住宅市場から脱落し、放置されている空き家は今後ますます社会問題化すると言われています。それは決して地方や過疎地域だけの問題ではなく、都市部においても同様です。住む人を失い、手入れもされない住宅は加速度的に劣化が進みます。居住空間という大切な「資源」が活用されず、しかもオーナー自身を悩ますやっかいな存在になってしまいます。
二大地苑は創業以来「あらゆる不動産に新しい価値を与え、再生すること」を使命として、買取りからの不動産再生を実践し、ノウハウを蓄えてきました。私たちは一級建築士など専門家とともに、劣化したものは取り替え、足りないものは足し、さらには時代のエッセンスを加えて物件の価値を再生します。
一見ボロボロの空き家でも、多くの場合その骨格部分は十分に健全である場合が少なくありません。健全な部分の割合があるレベルを超えてさえいれば、更地に戻して建て直すより割安に、しかも時代にあった物件へと商品化し、新たな居住空間として活用することができます。その残存価値を正しく評価して買取れば、その物件のオーナー様にも空き家を処分して現金化する大きなメリットが発生します。
こうして商品化された見栄え良く、使いやすく、しかも割安な物件は地域社会の新たな生活基盤として、末長く活用することができます。
居住空間という大切な「資源」が循環する社会、一軒の家が時代に適合しながら循環していく社会。二大地苑のお届けする「新築でも中古でもない第3の住まい®」はその実現への大切な選択肢の一つだと考えています。